糖尿病とケア


日常生活で注意すべき点 

    1)毎日足をよく観察する。

  ① 足の間や足底は、鏡を使ってチェックする。:水泡、切り傷、被かき傷、変色
    腫れ、魚の目、たこ、皮膚の乾燥・亀裂(ひび)局所痛、感染症
  ② 異常に気づいたら主治医に相談する。
  ③ 目の不自由な人は家族にチェックしてもらう。

    2) 足湯を毎日行う

  ① ぬるま湯や皮膚に刺激のない石けんを使って足を洗う
  ② 洗い終わったら柔らかいタオルで水分をよく拭き取る
  ③ 足の指はよくていねいにふく

    3) 入浴のさいは熱傷に気をつける

  入るまえに必ず湯の温度を確かめる(40度以下)

    4) 低温熱傷に気をつける

  ① ヒーター、こたつ、電気毛布などの温度調節
  ② 足の近くの温度を測定して40度以上にならないよう気をつける

    5) 熱傷に気をつける

  ① 熱湯の入った瓶や湯たんぽ、電気ヒーターに直接足を付けない
  ② 夜、足が冷えたらあらかじめ暖めた厚手のソックスを履く
  ③ 湯たんぽはしっかりふたを閉め、毛布、タオルでくるむ

    6) けがや熱傷を受けやすい場所は素足で歩かない

  夏の砂浜、プール周囲のセメント、アスファルト上は注意

    7) 足をふやけさせない

  ① 足をぬらしたまま放置しないで水分を拭き取る
  ② 汗が多い場合は靴下をこまめに取り替える
  ③ 足に直接粘着テープなどを貼らない

    8) お灸、針治療など、皮膚を傷つけることを避ける
    9) 椅子に座る生活様式が好ましい

  ① 和式の生活では座りだこやくるぶしたこができやすい
  ② 足の感覚が鈍い、むくみのある場合はたこができやすい

    10) 禁煙を実行する

  たばこを吸うと,足の血の流れが悪化する

    11) 爪の手入れは正しい方法で行う

  ① はさみや鋭利な爪切りは使用しない
  ② 爪用のヤスリを使って、まっすぐ、指と直角にけずる
  ③ 短く削りすぎない

    12) 履き物の注意

  ① 靴は履くまえにチェックする:中に小石や異物や破れがないか
  ② 靴選びは履き心地のよい点を第一のポイントとし、外観や流行にとらわれない
  ③ 何種類かを用意して,目的に応じた履き訳をする
  ④ 新しい靴は、履きならしに十分時間をかける
  ⑤ 強い変形や靴ずれをおこして市販品があわない場合は、主治医のアドバイスを受けて、
専門家に相談する

                     糖尿病のフットケア 新城孝道 著より抜粋
  

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